2012年02月09日

ヒュペルボレオス極北神怪譚の感想

4488541038ヒュペルボレオス極北神怪譚 (創元推理文庫)
クラーク・アシュトン・スミス 大瀧 啓裕
東京創元社 2011-05-28

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クトゥルー神話の括りの中に含まれてはいますが、独立で自己完結した世界観を持つ作品ですので、あまりクトゥルー云々は考えずに読んでもいいかも知れない短篇集。
なお、ヒュペルボレオスはかつて現在のアイスランドの辺りに存在したとされる架空の大陸でツァトゥグァの棲まう地でもあります。

で、この作品を一連のクトゥルー系譜の中に位置づけるとすると、原典の様な宇宙的恐怖という訳でもなく、かと言ってダーレス作品のような大風呂敷を広げている訳でもないなかなかに面白い立ち位置に感じられますね。
「白蛆の襲来」の様に邪神に近い存在を人の身(魔導師ですが)で倒してしまう話もあれば、「氷の魔物」の様に人知の及ばない圧倒的理不尽の存在に翻弄される話もあり、「七つの呪い」の様にどこか童話めいたシュールさを持つ作品もあると思えば「土星への扉」みたいに微妙にコミカルな作品もある。
敢えて語弊のある言い方をすればいいとこ取り的な味わいですから、原理主義的な視点で見るとやや引っかかる部分もあるかも知れません。
とは言え、最初に述べたように安易なギミック借用作品ではなく、独自の世界観を構築している作品でもあります。
「あまりクトゥルー云々は考えずに読んでもいいかも知れない」と書いたのは、まさにその点にかかってくる部分で、コズミック・ホラーではなくファンタジーとして読めば素直に楽しめますよって話なんですね。作品としての完成度自体は非常に高いですし。

個人的には魔導師エイボンと異端審問官モルギの、サイクラノーシュを舞台にした追いつ追われつ珍道中「土星への扉」がとても面白かった。最後は二人仲直り?してサイクラノーシュの地でのんびり余生を過ごしましたとさ的な終わり方も、後味の悪いオチが多いこの手の作品の中では異色と言えば異色。
ちなみにエイボンというと、あの「エイボンの書」の著者であるエイボンです。後世を舞台にした作品ではどこかおどろおどろし気に語られるエイボンですが、当人は案外普通のおじさんなのが微笑ましいですね。




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2011年03月12日

不死身のフジミさん―殺神鬼勧請 感想 諸口正巳

不死身のフジミさん―殺神鬼勧請 (C・NOVELSファンタジア)
諸口 正巳 タカハシ
4125010145



おやじ臭いキャスティングは結構好きだ。
特にフジミさんのヘタレた中年という感じは悲哀が漂っていて良い。
とある理由で短命な家系なのも、とある理由で妻を亡くして以来ずっと孤独に生きてるのも切なさ満点で良い。
それはいいんですけど、前半の展開がワンパターンすぎるのが辛い。
グロイ事自体は悪い事でもないし、ホラーっぽさもよく出てて、もう少し展開に変化があれば一気に面白くなると思うんですがねー。
擬音に凝ったりする力をストーリーの方に費やして欲しかった。

あと、微かに宇宙的恐怖系のキーワードが見えた気がするんだけど、城田さんが一番ソレっぽい。
もしかしてその系譜作品なのかな。



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2011年01月17日

インスマス年代記〈下〉感想


インスマス年代記〈下〉 (学研M文庫)
スティーヴァン ジョーンズ
4059000795



上巻は未入手。

これはある意味クトゥルー好きに対する挑戦状とも言えそう。
原点の雰囲気に比較的近い古式ゆかしいインスマスから、IT企業の本社ビルが屹立するインスマスまで、様々なインスマスが読める短篇集。
比較的近年の作品を集めているので、時代背景も現代のものばかりで、時代性をうまく物語に反映させている作品が目立つ。特にルーマニア革命直後の混乱期をクトゥルー神話に擬えた異色作や、深きものども達がインターネットやゲームを使って洗脳/侵略を目論むディープ・ネットの話が実に興味深かった。
こうして時代性を大胆に取り込む事で、今現在も地球の何処かで奉仕種族達が暗躍している事を感じさせてくれる。
クトゥルーは決して過去の物語などではない。



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2010年12月06日

入らずの森 感想 宇佐美まこと

入らずの森
宇佐美 まこと
4396633130



地元愛媛在住の作家さんが書いた、愛媛県内を舞台にしたホラー、それも都市型ホラーじゃなくて大好物である山村ホラーという事で読んでみた。
地元贔屓的なフィルターを外して評価すると、ホラーとしての出来は結構良かったし、複数の伏線が終盤で一本に繋がる展開の妙も良かった。だけど、人間の負のドロドロした感情や人間に寄生する特異な進化をした粘菌、さらには生霊と、いろいろな要素を詰め込みすぎている気がしなくもない。特に粘菌ですね。恐怖の正体をそこに持ってきた事自体は構わないのですけど、普通に生霊が登場する物語なんだから別に粘菌という実体ある存在を正体に据える必要はなくて、平家の怨霊でもなんでも良かった気がする。
それでもなんだかんだ言いながら深い森の奥にある粘菌が住む谷の描写とかは凄く雰囲気があった。
四国ってすごく森が深いんですよね。海沿いに散らばる僅かな平地に町があるだけで、大半は山地と深い森。

なお、作中の舞台となる山村について。地名の響きは愛媛県の小田町に似てますが、作中の説明では高知と愛媛の県境で石鎚山系に属している地域だそうです。石鎚山系に属するのは愛媛県東部の東予地域になるのですが、小田は南予地方です。さらに石手川という川の名前が出てきましたけど、これは松山市の真ん中を流れる川で地域的には中予です。なので、舞台となる山村のモデルを特定するのはかなり難しいですね。多分故意にやっているだとは思いますが。
ともあれ四国の山に登る人は、山の中でネガティブ思考したり他人に対する恨み言を考えるのはやめましょう。でないと粘菌に寄生されてしまいますよ。




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2010年05月18日

不連続の世界 感想 恩田陸

不連続の世界
4344015398



ちょっとホラー風味な短編集。

主人公の多聞は「月の裏側」に登場していたあの人かな?
月の裏側がかなり正面勝負のホラーだったのに対して、こちらは都市伝説的なちょっと不思議な話という程度。しかし語られる不思議話は9割までは論理的に解釈できるものの、必ず1割程度不可解な部分が残されていて、それが読後にじわじわとくる。
恩田氏と言うととにかく巧者という印象があるけど、この本を読んでよりその印象は補強された。
プロットの組み方とかじゃなく、感情の隙間に浸透してくるツボを心得ている問う感じなんですよねえ。
どうにも掌の上で踊らされているような気がしなくもないけど、それすら踊らされるのではなく自ら踊ってやるという気持ちになってくるから怖い。

個人的にはラストの話が結構きた。
作品の性質上多くを語るとネタバレになりそうなので、感想をまとめるには少し難しい。



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2010年04月04日

トンコ 感想 雀野日名子



トンコ (角川ホラー文庫)
4043924011



読書メーターで見かけて気になっていたので読んでみた。

表題作『トンコ』は食用に飼育された豚の脱走劇を豚視点で描いたもので、厳密に言うとホラーじゃない筈なのに、ほんの少し隠し味程度に忍ばされた超常的にも思える要素が全体の雰囲気を陰鬱にする効果を持っていて、これはこれ巧いと思った。
また、豚の視点で描きながらも安易な擬人化(人間のような思考や感情を行わず持たせる)を行わず、動物らしい本能的な行動を主体としているのも特徴的でした。

オチについてアマゾンで携帯小説とやらと並べてちよっとヤバいくらい見当外れなレビューをしている御仁がいましたが、作中で描かれたオチ以外の結末を想像しても、「自由を得た代わりに野垂れ死にしました」程度しか思い浮かばない(それ以外のオチにしようと思えば余程のご都合展開を積み重ねるか、もしくは意味不明の一発ネタに走るしか無い)ので、批判対象となるほどのものでもないでしょう。
むしろ順当な結末だと感じた。


トンコ以外に収録されている2編の短編も、明るくも悲しく狂ったゾンビものだったり、無縁社会の恐怖をテーマに据えたものだったりと一筋縄ではいかないものばかりで、読後に何とも言えない気分にさせてくれました。怖さだけで言うと最後の無縁ものが一番かなあ。
怪奇現象的な怖さじゃなくて、今そこにある恐怖という感じでしたけど。
全体通してホラーとしてはいささか変化球かなという印象は残った。善し悪しは別として。




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2010年01月17日

下町の迷宮、昭和の幻 感想 倉阪鬼一郎

下町の迷宮、昭和の幻
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東京の下町を舞台にして描かれる、ノスタルジックな雰囲気のホラー短編集。
個人的には下町と言う言葉に思い入れはないし、ノスタルジックなものに必要以上の憧れもありません(と言っても全く関心が無いわけじゃない)ので、倉阪氏の作品と言う前提がなければ手に取る事は無かったかも知れません。

まあ予想どうりと言うかなんと言うか実に倉阪氏らしいひねくれた作品で、本のタイトルから感じられる過ぎた昭和の時代への憧憬なんてあったもんじゃなく、むしろ過去にとらわれた人達の転落や衰退が必要以上に露悪的に描かれているわけです。この、先の見えない時代、怪奇現象とかよりもそうした転落劇の方が読んでいて背筋が寒くなるのはたぶん作者の計画通り。
もちろん下町の風情だとかとかそういうものを全否定しているわけじゃないんですけどね。情緒を全否定するほど青臭くも無いし、かと言ってそれに浸ってしまうほど老いてもないといったところか。


ホラーの手法的には現実と非現実の境目がいつの間にか曖昧になっているという倉阪氏独特の作風は健在どころか更に磨きがかかっていて、少しずつ違和感を募らせていく登場人物の心情とシンクロして読めるのは流石。いくらなんでもこれは異常だと気づいた時には最早異界の虜、もう引き返すことは出来ない。
その過程は登場人物たちの転落ストーリーの構図にも被っていて、やはりげに恐ろしきは…と言う訳です。
真の恐怖は異界にあらず。現実にあり。

そういう次第で基本的にはホラー小説と言うより欝小説。中には"まどおり"の様に危機一髪で恐怖から逃れる物語もありますが、むしろそれは少数派。
覚悟して読むべし、ですね。



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2009年11月19日

ク・リトル・リトル神話集 感想 荒俣弘編


怪しいインスパイヤ小説に続いてこちらは本家。

クトゥルーではなくク・リトル・リトルという奇矯な響きを持つ読み方をしているのがまた趣があって良い。
基本的な路線としてはクトゥルー神話体系初期の作品をチョイスして編纂した短編集で、ラヴクラフト以外の作家のものも多数収録されています。
シリーズ化して刊行されるとは考えてなかったのか話のチョイスに関してはやや疑問が残る部分もありますので、クトゥルーものを読んでみたい!という人が最初に手に取る本としてはあまりお勧めできない。初心者の方は入手しやすい創元のラヴクラフト全集あたりから読んでいく事をお勧めします。
それらを踏まえた上で、より初期の雰囲気を楽しみたいと思った人向けかな。


で、話のチョイスの仕方にやや疑問があると書きましたけど、第一話目に「アルハザードのランプ」という短編を持ってきたセンスは秀逸。
この作品はラヴクラフト自身をモデルにしたかのようなフィリップス・ ウォードという作家が、人生の最後の瞬間にアルハザードのランプに導かれて彼が夢見た異界へと旅立つという筋書きで、ラヴクラフトへの賛辞とも受け取れるこの短編を冒頭に持ってくるところに編者の荒俣氏のリスペクトぶりがうかがえる。
これで一気にテンションが上がったのは言うまでも無いのですが、その後のチョイスが枝葉的作品に終始したのが少し残念でした。特に「インスマスの追跡」なんて「インスマスを覆う影」と「永劫の探求」の両編を読んで無いと舞台設定やキャラクターが把握しづらい事この上ないと思うのですが。
もっとも、ただでさえ入手しづらいこのシリーズを手に取る人なら既に読んでてもおかしくはないか。


個人的に一番嬉しいのは、当時の「ウィアード・テイルズ」に載せられていた挿絵を積極的に使用している事で、挿絵の存在が現代のクトゥルー作品とはまた違うどこかゴシックな雰囲気を醸し出しています。
こういうこだわりは大いに評価したいですね。


ク・リトル・リトル神話集 (ドラキュラ叢書 第 5巻)
4336025800



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2009年09月17日

月の裏側 感想 恩田陸

月の裏側 (幻冬舎文庫)
4344402626



地方の水郷の街を舞台としたホラー風味の物語。
導入部こそ街で続発する不可解な失踪事件というミステリー風味のものですが、中盤から一気にSF的要素を含むホラーに。この中盤の正体不明目的不明の存在を巡る展開がとにかく怖い。
それは水に同化して人を"盗む"存在の怖さでも、盗まれた人間が人間のような何かに変えられてしまう事への怖さよりも、一体何が目的で人を盗むのか、そして盗まれた人間はどうなってしまうのかという未知への恐怖が大きい。

いつの間にか住人が人間以外の何かに変わってしまった街という設定はわりとよくある設定だし、不定形のモンスター?だって格別珍しいものではありません。
そこで、敢えて恐怖の軸足を事象そのものから先の見えない不安感の方に移したのでしょうけど、それが成功していますね。
反面、終盤でのある程度(あくまである程度であって全てではないのがポイント)種明かしがなされてしまってからの展開は恐怖感というよりは不条理感の方が勝ってしまった気がします。
町の住民が消えてしまった事に対する自治体レベルでの反応(伝染病の疑いによる隔離)も何か釈然としないものがありましたし、それ以上に特に最大のギミックである多聞の存在が、結果的に恐怖間を打ち消してしまった感は否めない。
もちろんそれも計算ずくで、敢えて釈然としない事象を積み重ねる事で不条理感を煽っている可能性もありますが。
さて。


なお、元ネタは作中でも言及されている「盗まれた街」という海外小説だそうです。
こちらもそのうち読んでみたいですね。



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2009年05月30日

ネクロダイバー―潜死能力者 感想 牧野修

ネクロダイバー―潜死能力者 (角川ホラー文庫)
牧野 修
404352210X



携帯小説として公開されていたものを文庫化したので、文章がかなり細切れとなっていて黎明期の頃のライトノベルを髣髴とさせるものがあります。
内容の方も、どちらかと言うとヒーロー物系で、ラノベ的と言えばラノベ的であり、アニメ的と言えばアニメ的でもある。


潜死能力の設定は面白いし、脳死と死の作者なりの解釈もまたなかなかに興味深いものがありますし、なにより読みやすくてテンポが良い。娯楽作品としては非常に教科書的に綺麗にまとまっていて、多分これが初牧野作品の人ならすんなりと読めるんじゃなかろうかと思います。
しかし、牧野作品はすんなりと読めたらイカンのですよ…という牧野ファン(というか信者)にとってはどこか釈然としないのもまた事実。だって、無いんですよ。いつものあの病的なまでに粘りつく様な牧野節が。
首筋を足が沢山ある虫にのっそりと歩かれるような、あのクドい厭描写が無いんですよ。
それはそれで「読者を選ばない」と言う事なのは、重々承知しております。
ですが…ねえ。
考えてみたら、良く纏まっていたら駄目だなんて阿呆かと言うくらいに贅沢な注文な訳でして、まったく我ながらあきれてしまいますね。


個人的には生と死の狭間でのみ活動できるネクロダイバーが、突発的に現れた正体不明のダークヒーローとかではなく、国家の機関に所属する捜査員という設定が一番気に入った。
ネクロダイバーを支援する此岸要員(普通の人間)の一人、菊里さんがなんとも微妙なオタ属性持ちなのは…うん、ツッコミ待ちでせうかね?
次々と飛び出すアニメ&漫画ネタが比較的有名所ばかりなのは、きっと菊里さんなりに自重しているからだと思いたい。
きっとこの人と親しくなったら、堅気には全く意味不明でしかない死界の泥よりもねっとりとしたオタトークが炸裂するんだろうなあ…うむ、それはそれでアリだな!

一応の決着は付けつつも、続きを書こうと思えば何時でも書ける形で終わっているので、もしかするとそのうち続編が出るかも。



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2008年09月08日

殺戮者カイン〈上下〉 ジェイムズ・バイロン ハギンズ 感想

殺戮者カイン〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)殺戮者カイン〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)
James Byron Huggins 田中 昌太郎

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殺戮者カイン〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)殺戮者カイン〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)
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うーん、これは正直微妙。

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クトゥルー 1 暗黒神話体系シリーズ 感想

クトゥルー〈1〉 (暗黒神話大系シリーズ)クトゥルー〈1〉 (暗黒神話大系シリーズ)
大滝 啓裕

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アロマパラノイド―偏執の芳香 牧野修

アロマパラノイド―偏執の芳香 (角川ホラー文庫)アロマパラノイド―偏執の芳香 (角川ホラー文庫)
牧野 修

角川書店 2001-03
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呪詛とは言葉であると、どこかの京○堂が言っていた記憶がありますが、もっと原始的な刺激――臭い――は呪詛たりえないか・・・という着眼点で書かれた小説。


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2008年03月13日

砂の女 安部公房

砂の女 (新潮文庫)砂の女 (新潮文庫)
安部 公房

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2008年02月20日

あねのねちゃん 梶尾真治

あねのねちゃんあねのねちゃん
梶尾 真治

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2007年12月22日

アルハザードの遺産 新熊昇

アルハザードの遺産 (クトゥルー神話大系シリーズ)アルハザードの遺産 (クトゥルー神話大系シリーズ)
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2007年08月25日

水霊 ミズチ 田中啓文

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水霊(みずち) ミズチ (角川ホラー文庫)水霊(みずち) ミズチ (角川ホラー文庫)
田中 啓文

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2007年03月11日

屍船 倉阪鬼一郎

しかしながら、あいにくこの小説の作者はおとなしい変人ではあるが、せんじつめれば鬼畜であって、この期に及んで改心して筆を投げる事など期待できない。








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