2008年04月14日

ムーミン谷の彗星 トーベ・ヤンソン

ムーミン谷の彗星 (講談社文庫 や 16-2)ムーミン谷の彗星 (講談社文庫 や 16-2)
トーベ・ヤンソン 下村 隆一 Tove Jansson

講談社 1978-10
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ああ、いいなあこれ。

正直、子供の頃はムーミンなんて子供向けのものなんか見ないと言って、テレビでやっていたアニメも忌避していた訳ですが、こうして原作を読んでみると、当時のそうした行為がいかに取るに足らない背伸び行為でしかなかったか、そんでもってこんな素敵な物語を忌避していたのは、いかに損な行為であったかを思い知らされました。


この本はシリーズ2作目という事で、ムーミン谷に一家が引っ越してきた直後の物語。
地球に彗星が衝突する可能性がある事を知らされたムーミンとスニフは、より詳しい情報を得るためにおさびし山の山頂にある天文台を目指して旅に出るというのが導入部。

展開そのものは結構散文的で、次から次へと色々な事件が発生したり新しい出会いがあったりと、ちよっとめまぐるしい印象もあります。
主な舞台がムーミン谷の外の世界という事で、外の世界は驚きに満ちているというのを表現したかったのかな?
個人的には結構楽しんで読み進める事が出来ましたが、アニメ版のゆったりした雰囲気が好きな人には意外に思えるかも知れません。

そういえば、スナフキン初登場もこの本なんですよね。
これまたアニメのイメージと違って、ちよっと神経質そうなスナフキンが新鮮です。
あと、フローレンやヘムレンさん(共にアニメ版の名前)等、後のムーミン谷の住人になる人達(?)も殆どこの本が初登場となります。
そういう意味では物語の基本形が出来上がった巻とも言えそうですね。


読了後の第一印象は月並みですが、面白かったなあ、と。
機会があれば他のエピソードも読みたいですね。


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楽しいムーミン一家 感想




posted by 黒猫 at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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