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若造って狼の事だったんですね。
話数的には大詰めですが、物語のテンションはいつものままです。
普通のアニメなら、そりゃどーよと言う事になるんですが、このアニメの場合はもともと原作自体、派手な事件や謎解きがあるタイプの作品ではありませんので、むしろアニメだからといって変に盛り上げようとしないところに好感を覚えます。
さて、金を求めてラムトラへ向かう一行ですが、途中の森で狼の群につけられてしまいます。
しかし、ノーラとエネクの活躍で包囲を突破、無事ラムトラに到着し、目当ての金を入手できました。
しかし、行きはよいよい帰りは怖いという事で、帰路再び狼の森に踏み込んだ一行に、またしても牙を剥く狼の群。
しかも、今回は森の狼の御大将直々に御出座という事で、ノーラの手におえる相手ではありません。
その御大将とは･･･でかい。
獣化した時のホロと変わらない大きさです。
正直、森の中に住むのには無理があります。
鬱蒼とした木立の中であのアフリカ象並の図体だと、まともに行動できないと思われます。
もっとも、ホロが人に化けていられる様に、普段は通常サイズの狼に化けているのかも知れませんけど、もしそうだとするなら、相手を威嚇したいのか自分の存在を誇示したいのかはわかりませんが、わざわざ森の中で巨大化したりする時点で底が見えますね。
わざわざ狭い屋内で、重くて長い武器を使うのにも似た、愚かな行為でしかありません。
逆に言うと、並のサイズになって群の中に溶け込み、存在を隠したまま群を指揮するようなタイプの相手だったら、相当手強いと言うことでもあります。
ともあれ、狼の相手を引き受けたホロ、そして、レメリオ商会の裏切りで危機に追い込まれたロレンス。
果たして、彼らに明るい明日はあるのか･･･。
ラベル：狼と香辛料
