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悪徳商法にご注意
自らの失敗とは言え多額の負債を背負ってしまったロレンスは、知り合いを回って金策しますが、落ち目の相手に金を貸してくれる人なんてそうそういるものではありません。
まして商人仲間なら、尚更の事。
何とか集まった3リュミオーネを、ホロに故郷への路銀として渡して・・・などと、すっかり諦めムード。
ロレンスにすれば自分が欲をかいたあまりに破産するのに、ホロを巻き込みたくはないと思ったのでしょうが、ホロにしてみれば何勝手に自己完結しとんじゃゴルァという話でして。
どうやらホロには何か起死回生のアイデアがあるらしい。
それは、なんと金の密輸。
教会の影響下にある街と、そうではない街では金の価格に大きな差がある。そこで、金が安い街で仕入れて、高く売れる街で換金すれば一気に大金が手に入る、と言う寸法ですが、これは決して容易な話ではありません。
密輸が協会の知るところになれば、当然重い罰を受ける事になるのです。
なにせ、ホロに思いつく事ならば、当然第一線の相場師あたりなら思い付いても不思議じゃありません。
それでも試みる者がいないと言う事は、いざと言う時割が合わない程のペナルティがあるからだと思います。
また、道中の危険という要素もあります。
ペナルティについては、ロレンスは今更失う物も無いので良いとして(おい)、道中の危険と輸送方法については、ノーラとその羊達を利用すれば、何とかなるかも知れません。
という事で、ノーラを捕まえて悪質キヤッチセールス紛いのトークをふっかけるロレンスでした。
儲かる話ばかりする人間は信じるなと親に教えられませんでしたかノーラさん?
もっとも、ノーラはロレンスの胡散臭い話なんか半分程度にしか聞いてなくて、実は彼女なりの計算があって密輸の片棒を担ぐ決断をした様ですが・・・果たして。
それにしても福山さん、胡散臭い役やらせると本当に巧いですねえ(笑)。
ラベル:狼と香辛料