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広橋涼 葉月絵理乃 大原さやか

人間口数が増えた時って、何かを誤魔化そうとしている時だと思います。
いよいよ藍華ちゃんにもプリマ昇格の時が迫る!
晃さんのアシスト付とは言え、藍華ちゃんのガイドはものすごくソツが無くて、よく出来ていると思います。
ソツが無さ過ぎてマニュアル的な気もしますが、その辺はお客さんの受け取り方次第ですし。
僕個人はあまりにもシステマティックで、隙の無い接客対応というのはどうも苦手なんですが、ある友人は逆にそういう対応こそ理想と言ってますしね。
それこそ漫画とかでも、美麗な絵の作品よりも、若干ヘタウマなのの方が好きな僕は多分少数派なのかも知れません。
それはさておき、藍華ちゃんの態度はどう見ても無理していますよね。
マシンガン並に連射される台詞も、晃さんに向けてと言うよりは、自分自身に向けている気がしてなりません。
後輩ちゃんに先を越されたけど、そのほうが張合いが出るという台詞も、自分自身に向けた台詞としか思えません。
だっていつもより饒舌すぎるもん。
とは言え、自分で自分の可能性に見切りをつけて小さくまとまってしまうのではなく、自分自身に発破をかける姿勢はやっぱり藍華ちゃんならではですよね。
だから、晃さんはその姿勢を汲んで、いよいよプリマ昇格試験の日程を告げました。
いよいよ今回で昇格か・・・と思ったら。
いきなり後半はアリスちゃんのお話。
昇格の件は次回ですね。
それにしてもウンディーネって、結構ハードですね。連日夜の9時10時って、どこの国の会社だよと思っちゃいました。
イタリアというと、午前中働いて、長い昼休み挟んで午後ちょっぴり働いて、そんでもってシエスタ挟んでまたちょっぴり働いて終了というイメージがすげー強いんですがw
ちなみにシエスタはもともとスペインの風習でしたが、スペインに支配されていた当時にこれはいいやと取り入れたんだそうです。
さすがイタリア人、楽する事には目ざといw
他にも戦争中、北アフリカの砂漠で貴重な水を浪費してパスタを茹でていたり(で、水が足りなくなるとドイツ軍に分けてくれとごねる)、脱走兵は大抵街のレストランでのたくっていたりと、勤勉には程遠い話しか聞こえてこないのですが。
ネオ・ベネツィアにはイタリア系移民は少ないのかなあ。
そういえばウンディーネの皆さんもみんなイタリアらしくない名前ばっかりですし。
ともあれ、夜食にピザはどうかと思うぞw