機動戦士ガンダム00 第10話

「アレルヤ」

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前回ソーマとの戦いで、相手が自分と同じ存在、超兵として人工的に強化された兵士だと知ったアレルヤは、超兵研究施設への攻撃計画をスメラギに進言し･･･。


アレルヤ＆ハレルヤの過去清算編と言った感じの話でしたね。
しかし、そんなアレルヤは置いておいて、ティエリアがやたら高圧的な態度になってる上に、何か裏でごそごそやってるのがやたら気になりました。
多分CB上層部から送られたお目付け役なのかなあと思うけど、あの金色の瞳を見る限り普通の人間では無い気がするんでよね。前回の万死に値する！と言う台詞と、自分の判断でガンダムごと破壊しようとした件も含めて、もしかするとCB上層部よりも更に上の存在に繋がっていたりするんだろうか。

で、人革連コロニーに単機潜入したアレルヤは、自分が生まれた研究施設を攻撃し、破壊するのですが、施設内にいた超兵達(子供達)はこの攻撃で殆ど死亡した模様です。
アレルヤ自身、攻撃すれば当然そうなる事は判っていて、攻撃態勢を取ったまましばらくハレルヤと葛藤していた訳ですが、皮肉な事に研究施設の職員が子供達をほったらかしにして避難する描写が挟まれます。
もちろん避難できた人員はそう多くは無いでしょうけど、資料と人員が多少でも残っていれば、時間はかかってもまた研究再開だって可能ですから、これでは作戦成功とは言えないのでは･･･と思ったら。

CBは先手を打って、人革連で超兵研究の為に非人道的な行為が行われていた事を世界に公表し、事実上研究再開の道を閉ざす事に成功しました。
でもこれは場合によっては、人革連がユニオンに接近しているのにも水を差す可能性が在りますね。
何せユニオンのモデルになったあのお国は人権問題に関してはなかなかうるさい国ですからね。

で、そんな国家間の思惑や、兵士の嘆きは何処吹く風、嫁の母上殿に料理を食べてもらってる沙慈はどうしてくれましょぅかねぇ(笑)。いや、こいつらの作品中におけるポジションがいまだによく判らないんで･･･。