2007年11月29日

神曲奏界ポリフォニカ レオン・ザ・レザレクター 大迫純一

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黒ポリの名脇役、レオンガーラが主人公を務める番外編。
時系列は黒ポリ本編と大体同じなので、黒ポリの登場人物もごく一部ながら出てきます。

さて・・・マナガさんが刑事コロンボだとするならば、レオンはマイク・ハマーですね。
事件に対峙した時にも、あくまで秩序の番人という姿勢を崩さないマナガに対して、レオンは激情的というか、弱者(主に女性)にとっての騎士という感じで、この辺りの構図もマイク・ハマーに似ています。私立探偵、ハードボイルドと来て、大迫さんの作風を考えれば、それは順当過ぎる事ではあります。だって大迫節でチャンドラー系なんて想像できないし(笑)。
まあ、個人的にはお上品なマーロゥよりは、俗だと言われても、怒れる男マイク・ハマーの方が好きですけどね。

ということで、本作はハードボイルドです。故に、本編に比べると謎解き要素は控えめで、そのぶん主人公レオンの心情吐露に力が入っています。
ただし、詳細に描くのはあくまで主人公の心情のみで、全知全能神視点でサブキャラの心情まで詳細に余す所無く書いたりはしません。
この辺りも非常にハードボイルドの文法に忠実ですから、きっと大迫さん自身好このジャンルが好きなんでしょうね。

本音を言うと、黒ポリ本編より面白かった気がする。あとがきによると続編も場合によっては・・・と言う事らしいので、期待したいところです。
もっとも、女性陣にマティアの様なイノセントな雰囲気を持つキャラがいないし、秩序や法よりも俺の規範が最優先という中二病ぶりなので、ラノベのメイン読者層にはウケが悪い気もしますが。


posted by 黒猫 at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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