2007年11月24日

砂漠の機密空域 デイル・ブラウン

sabakuno.jpg
砂漠の機密空域 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)砂漠の機密空域 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
デイル ブラウン Dale Brown 上野 元美

二見書房 2003-05
売り上げランキング : 470029
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



以前読んだ「幻影のエアフォース」は、ドリームランドシリーズの2巻目に当たる訳ですが、実際に読むまでそんな事は全く知らずにいて、読了して初めて1巻がある事を知りました。
で、機会があれば読んでみよう、と思い・・・すっかり忘れてしまってましたww


基本的には巻毎に独立した物語なのでそれ程戸惑うものではありませんが、登場人物の台詞の端々に著者の過去のシリーズとの関連性を臭わせる部分があるのが少し気になりました。
もちろんファンサービス程度のものでしかなく、過去の作品も読んでいないと理解できないという類の物ではありませんが、ヒネクレ者の僕としては「商魂逞しいなー」とか思ってしまって(汗)。

それはそれとして微妙にBHDを意識したストーリーですw
相違点としては、後ろ盾にイランと、イランが提唱するイスラム連合の影がちらついている位ですか。
イランの企みはソマリア沿岸に対艦ミサイルを配備する事で紅海への民間船舶の出入りを規制し、原油価格を高騰させてアメリカ経済に打撃を与えるという計画。
それに危機感を感じたアメリカはミサイル基地破壊チームを派遣するものの、敵に捕らえられてしまう。
で、その救出作戦にドリームランドのB-52改造機やフライトホークが参加するという話。
空戦は控えめで陸戦に頁を結構割いており、いつもの氏の作品とは違った味わいです。核も炸裂しないし(笑)。

ただ、2巻もそうだったけど、いかんせん展開が冗長ですね。
500ページ程の作品なんですが、物語が本格的に動き始めるのは200ページ台後半。しかも、見せ場を小出ししている感じで、いい感じに盛り上がってきた所で敵に逃げられ、再度作戦を練りなおして・・・の繰り返しです。ページ数を減らしてでも、もっと密度のある展開には出来ないものか。
翻訳のせいか、はたまた元からそうなのかは判然としませんが、ZSU-23を高射砲と明記しているのも何だかなあという感じ。ZSU-23に装備されているのは23mm機関砲であって、高射砲とは違います。


どうもこのシリーズは、今までに比べて色々な意味でパワーダウンしている気がする。
posted by 黒猫 at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦記・ミリタリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。