ひぐらしのなく頃に解 第16話

「祭囃し編　其の参 終わりの始まり」

「ひぐらしのなく頃に解」 DVD 捜査録 - 紡 - file.03 ＜初回限定生産＞ 保志総一朗 中原麻衣 雪野五月 フロンティアワークス 2007-11-21 売り上げランキング : 86 Amazonで詳しく見る by G-Tools

原作のカケラ紡ぎに突入したひぐらし解。
原作未体験者なので、エピソードの繋ぎ方の妙とかはちよっと判りませんが、いよいよ羽入がやる気マンマンになったのだけはヒシヒシと感じました。


皆殺し編では随分弱気だった羽入ですが、雛見沢大災害(大虐殺)後の三四とのやり取りで遂に怒りに火が付いた様です。
羽入はローカルとは言え神様だけあって、時系列無視で存在できるんですね。
今回昭和53年だか54年だかの、ダム建設を巡る争いの場にも現れていましたし、L5で入院中の沙都子のところにもいたし、至る所に出没しまくり。
恐らく今回の話はほぼ羽入視点だったんじゃないかな。

しかし、連続怪死事件の発端となった、建設現場での監督殺害事件にしても、全てはL5発症から始まったというのは、今更ながらですけどちょっと拍子抜けかも。
中途半端に1期を見て、この作品はホラーテイストだと思い込んでいただけに･･･ね。
ま、それでも巧いと思ったのは、1期の1話で富竹がK1に「右腕が見つかっていないらしいよ」と語ったくだりですけど、右腕が見つかっていない理由を実は富竹は知っていた･･･というか、その件に関係していたと言う事。まさか1期の1話からの伏線だったとはw

ところで監督殺害のシーン、色々やばくね？ツルハシはともかく、鋸は･･･。


で、監督殺害を知った大石は、ダム建設に反対している園崎家が事件に関係していると思い込んでしまったと。監督とは昔からの知り合いだったらしく、それだけにショックで近視眼的になってしまったのか。ともあれ、大石が園崎家に対してどこか執念めいた感情を持っているのはこれが原因だったんですね。
原作ではこの辺りがバラバラに語られるらしいですが、アニメでは一つの流れにまとめられていましたね。やっぱり1期きちんと見直さなきゃなー。

そして2クール目恒例となったED後のCパートは、縁側で語り合う魅音と梨花。
まだK1登場以前の頃みたいですが、どうやら今回はこの時点で皆殺し編の記憶を持っているようです。
今度こそ運命に終止符を打てるのか･･･？


//余談//
北条の親父の柄の悪さにﾜﾛﾀ。流石鉄平の兄だけはある。
沙都子の口調はきっとこの親を反面教師にしたからなんだろうなあ。


http://dfpmblog.blog53.fc2.com/blog-entry-631.html