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いよいよ大詰めとなったバッカーノ!。
今回はセラードとマイザーの対面、エニスの秘密、そしてレイルトレイサーとラッドの対決など、盛り沢山な内容です。
今回は内容の濃さはともかく、若干作画が荒れていました。
シャーネが男前だったり、ジャグジーが妙に間が抜けた顔だったり、トンプソン短機銃がやたら大きかったりと、ここまで作画のレベルを何とか維持してきた作品だけに、あれ?と思う部分が目立ちましたが、これもきっとクライマックスにリソースを集中投入した結果だと好意的に判断しておきます。
で、前回の流れに続いて、3つの時間軸はいずれも佳境に突入。
特にメインの1931ではシャーネとラッドの対戦に乱入したヴィーノが物凄く威圧感を放っていますね。
乗客達の大量殺戮に反対していたシャーネに突然加勢してやると言い始めたヴィーノに対して、戦場で子供が銃を持って向かってきたら助けるタイプかこの偽善者が?!と叫ぶラッド。
しかしこの挑発にさえも、自分は圧倒的に強いから当然助けると言い放つヴィーノ。
助けると言った一方で、チェスワフに対してはとことん容赦ないし、何だか彼にとっては他人の生殺与奪はほとんど気まぐれでしかないようですね。
それってある意味神だよ。
いかにラッドが殺人狂だとしても、神相手では分が悪い・・・。
一方1930ではいよいよマイザーとセラードの対決。
しかしこの勝負、何故かセラードのほうが優位みたいですね。爺なのに。
エニスが人造人間なのも明かされますが、細胞とか群体といった単語は原作未読だとちょっと唐突過ぎる気がする。まあ、作中における不死の原理に関しては別に知ってても知らなくても特に問題は無いか。恐らく1930編は次回で一段落付きそうです。
1932の方も、いよいよダラスの行方が語られる模様ですが、ダラスに関しては今回も1930パートで元気に登場したので、あんまり行方知れずという雰囲気が伝わってこないんですよね〜。
もう少し印象的に描いてみればまた違ったのかもしれませんけど、1930編では取るに足らないチンピラ扱いだったしな。
それにしてもまたエグイ描写が多いなと思ったら、今回は演出が神戸守だったんですね。
神戸守と言えば、あの問題作エルフェンリートの監督ですね。
成る程成る程成る程、確かにあの血の噴出し方と言うかぐちやっとした感じと言うか、見せ方がまんまだ。神戸氏はアニメ界のバーホーベンを目指すつもりなんだろうか。
http://aniotalife.blog99.fc2.com/blog-entry-338.html
ラベル:バッカーノ!
マイザーさん、フィーロとの決闘?ではあれだけ凄かったのに。
どうしてこんなに弱い設定に・・?
不死者同士だと、何か弊害がでるんでしょうかね(苦笑)
>それにしてもまたエグイ描写が多いなと思ったら
今週は、凄すぎです。
地上派では、絶対に放送できないw
もしかすると、あのAT-Xでさえ無理かもww
>チェスワフに対してはとことん容赦ないし、何だか彼にとっては他人の生殺与奪はほとんど気まぐれでしかないようですね
いやいや、シャーネは人質作戦に反対していたので助けて、チェスはその人質を皆殺しにしろと言ったのでいたぶる(殺せないから)といったクレアの倫理観は分かりやすいんじゃないかと。
今まで彼は一般人には手を出してませんし、無賃乗車レベルなら殺さない訳で、ある意味普通の倫理観で殺人を行っている様に思えますです。
正義の味方の感覚と同じじゃないすかね。
正義の味方って悪党には容赦ないですから(笑)
というか、車掌としての意識に基づいているのかな?
黒服も白服もそしてチェスも列車の乗客に酷いことをしているので、車掌として乗客を守っている感じですか。
スーパー車掌ですね(笑)
マイザーさんは・・・まあ、彼が頑張りすぎちゃうとフィーロの見せ場が無くなっちゃう・・・というのは冗談で(?)やっぱり不死者同士だと、絶対的なアドバンテージがなくなるからかもしれませんね。
>地上派では、絶対に放送できないw
もしかすると、あのAT-Xでさえ無理かもww
地上波だと画面大半が修正で隠されて、更にはブラックアウトも沢山入れられそうです。
ATだと年齢制限は確実にかかるでしょうねえ。
恐るべし神戸演出。
原作ではクレアは幼い正義感を持っているという風に書かれていましたし、車掌の仕事を続けているうちに、車掌としての義務感(乗客の安全を守るとか)も芽生えつつあるので、非人間的な殺人マシーンから少しずつ人間らしさを取り戻しつつある途中とも思えます。
シャーネとの出会いがそんな彼をどう変えて行くかも見所の一つですね。
とは言え、やはり手段は問わない彼の正義は神がかっているような(笑)。俺=正義、正義=俺が基本ベースで、それを支えているのが絶対的な自己への自信。そして方向性を決めているのが職業意識かな〜と。
もし彼が一乗客だったら、直接危害を及ぼそうとしてくる奴意外は敢えて倒さなかったかも知れません。どの道ラッドが突っかかってくるのは既定路線ですけど(笑)。
マイザーさんがセラードに手も足も出ないのは
セラードが格闘のエキスパートを吸収しているからです
それも一人だけではなく
何人も吸収してるので
見た目が年寄りでも動きはプロ級。
いや、プロ以上?
ですので、ナイフアクションでナイスな動きを見せてたマイザーさんが
手も足も出ないんですね
ご指摘有り難うございます。
最近記憶が怪しくなってきて、すっかりセラードの件失念しておりました。
記憶と経験は体力以上に物を言うということですね。マイザーもそれなりに使える人ですが、やはりチート使い相手には分が悪い様です。