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チェスワフがラッドに依頼したこと、それは食堂車内に囚われている乗客を皆殺しにする事。
ただの子供と思わせて、その実妙に狡猾な口調と、邪悪な表情を持つチェスワフですが、彼は不死者でした。そして、彼が何故乗客の皆殺しを依頼したのかと言うと・・・
はい、バッカーノも10話目となりました。テレビでは12話予定だったと思うので、そろそろ大詰めという感じで、これまでバラバラに描かれてきた3つの時間軸が1つに収斂されてきた感があります。
まずチェスワフの目的ですが、これは偏に自己防衛のため。
食堂車内で名前を名乗る際に、自然と本名を名乗ってしまった事から、彼は列車内に他に不死者がいることに感付き、(不死者同士では偽名は名乗れない)ラッドを利用して自分が「食われる」前に相手を食ってしまおうという計画。
何故そんな過激な事を・・・と疑問にかんじる部分もありますけど、それに関してはチェスワフの過去が関係してくるんですが・・・そこまで描けるかな?
替わりに17世紀の大西洋上での惨劇を描いた回があったので、不死者同士が出会うと大抵互いに狙い合う展開になるのはこれで推し量ってやってくれって事でしょうか。
で、そんな依頼を簡単に引き受けるほどラッドも安い人間ではなく、逆にチェスワフが撃たれてしまうのですが、これが1話冒頭のシーンだったんですね。
もっとも、チェスワフは不死者なんで頭を吹き飛ばされた位では死にませんが、その場にはラッド以上に危険な彼が潜んでいて・・・。
一方、ヒューイの娘シャーネが遂に出撃。ラッドとの初対決となります。
何か無駄にパワーアップしていると言うか、ナイフで弾を弾きまくる様は一体どういう事なのかと。
ラッドの持っているのはショットガンっぽいですけど、それを弾くって事は対大型獣用の1発弾か。
もしショットガンじゃなくて、.45LCを使うライフルなら流石にナイフで弾くのは無理だろうし。
対するラッドも投擲されたナイフをかかと落としで留めるなど、相変わらずの出鱈目ぶり。
この2人の対決は次回も続く模様。
で、サブストーリーとして進行していた1930編と1932編ですが、こっちも大詰めですね。
1930編はアイザックがフィーロ達マルティージョファミリーと接触を果たす所まで。
この後彼らは、フィーロ達とバーンズの作った酒を飲んで、自覚無いまま不死者となってしまいます。
一方の1932も、いよいよイブがダラス失踪に深く関わるガンドールファミリーの事務所にまで辿り着いて・・・。
とりあえずチェスワフが感じた、列車内にいる別の不死者に関してはほぼ読めた感じです。
さて、バッカーノもいよいよ終盤ということで、後番組が気になる所ですが、どうやらノンスク枠はまたしても一時消滅の模様orz
復活頼みますよ〜。U局に比べて規制もうるさくないんだしさあ。
ラベル:バッカーノ!