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精霊島学院は冬休みになり、生徒達もそれぞれの故郷に帰省中です。
という訳で、今回はスノウ、ジョッシュ、ミノっち3人?の冬休みを連作短編形式で描く番外編となっております。
一本目はお屋敷に帰って、本来のメイドとしての生活に戻ったスノウが、お嬢様の縁談を巡って七転八倒な「僕の時を刻む神曲」。
降ってわいた縁談、ナイス小姑ルークの秘められた生い立ち。そして、精霊のあまりに意外な一面・・・と、見所満載です。
二本目はジョッシュが主役となる「セレブレーション・ホワイト」。
これ何て「風の聖痕」?という雰囲気の舞台設定で進行しますが、ジョッシュの義父があまりにプリティでプリティで。何が驚いたってもう、リシュリーのストーキング術の師匠だったんですねオヤジ!!!
更にはリシュリーの新たなるライバルである包帯女も登場し、ナマズ様もウナギ様も大迷惑です(笑)。
で、トリは・・・白ポリ最萌えキャラと名高いミノっちと、彼が地上で出合ったある老婦人との交流を描いた優しい雰囲気のお話。綺麗に纏めたラストにはジーンと来ました。
ミノっちかわいいよミノっち。
しかし、ミノっちのタキシード姿を想像して壮烈に吹いたww
牛、一生の不覚!!
・・・と言う感じで、3話共に主役も味わいも違う作品でしたが、根幹のテーマは一貫していたのでどれも非常に楽しめました。一番笑えたのは、やっぱり2話でしょうか。
一応単身楽団のルーツみたいなのが出てきたりもしましたけど、それすらもリシュリーと親父のKYストーカーコンビの前には些事に思えてしまいます。
丁度読んでる時虫歯が疼いて辛かったのですが、そんな時に限って笑わせてくれるのでのたうち転げながら読んでいました(笑)。
さて、新キャラも登場し、何気に今後の伏線も埋設されたので、次巻からの新展開に期待です。