ひぐらしのなく頃に解 第7話

「皆殺し編 其の弐 運命の変え方」




ひぐらしのなく頃に 解 TVアニメ版 OP 「奈落の花」 島みやえい子

村祭りのオークション準備に勤しむ圭一達。
そこに魅音が差し入れに持ってきたおはぎ。それを見た圭一は怪訝な顔をします･･･。

針入りおはぎ。あれは強烈でしたね。一気にこのアニメの方向性を決定付けた出来事だったと思います。1期の初期エピソードは、世界のルールも判っていなかった事もあってか、とにかく全てが理不尽で、何だよこれはの連発でしたから。
そんな針入りおはぎのデジャブに囚われた圭一に気付いた梨花は、この世界の圭一は別世界での記憶を持っていることに気が付く。
それどころか、圭一のみならずレナや詩音に至るまで、皆それぞれこれまでの世界で自分が関わった残劇を夢で見たりしていて、明らかに今までに無かったパターン。
梨花は今度こそ運命を変えられると確信しますが、それにどこまでも懐疑的な羽入･･･。

はい、すいません僕も羽入と全く同じ意見です。もともと事態は常に悪い方へと転がるものだとネガティブ思考全開で生きてますから、いくら周囲の状況が好転したとしても余程の事が無い限りは、どうせダメだろうと諦めモードですたい。
とは言え、何百回も辛い転生？を繰り返してきた梨花が、久しぶりに今度こそは！と希望を持てた事事態はきっといい事なんだと思います。今回もダメだったとしても、新しい局面に入った事だけは事実ですから。

まあ、その局面ってのが、出口に近づいているのを意味しているのか、はたまたより深く混沌とした深淵に嵌りつつあるのを意味しているのかは判らんですがね(どこまでも後ろ向き)。
演出的にはあまりに浮かれている梨花の姿が新たなる死亡フラグにしか思えないって事で。

で、そんな梨花はまずは富竹と高野の死亡を食い止める事が自分の運命を変える第一歩ということで、祭具殿の下見をしている2人に接触。
どうせ止めても綿流しの晩に侵入するんだから、いっそ綿流しの晩以前に入ってもらう事にする梨花。成る程、その発想は無かったな。
更に2人に身辺の警護を頼む梨花。
その結果、梨花を例のワンボックスカーと、謎の男たちが警護すると言う何ともシュールな構図に･･･。

うむぅ･･･やっぱりより深い混迷に向いているような気がするんだが。
赤坂の件はともかくも、謎の男やら大石やらの変化があまりに胡散臭すぎて、いいのかこれでとしか思えない。そもそも刑事が未成年と賭博行為するってのはどーよ。

･･･これはちょっと眼が離せなくなってきました。


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