2007年07月10日

ゼーガペイン 第11話

「残るまぼろし」

ゼーガペイン FILE.04ゼーガペイン FILE.04
矢立肇 伊東岳彦 下田正美

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アークが消えてなくなる。
幻体としての身体データも、精神のデータも欠損が激しく、最早存在を維持出来ている事すら不思議な位。何時消滅してもおかしくない。
しかしシマは、そんなアークを容赦なく偵察任務に狩り出す。
オケアノス乗組員達は、シマの非情に見える行為に抗議するのだが・・・。


キョウの抗議に対して、シマの応えは意外にもアークからの言伝。それは任務が終わったら、舞浜へ行きたいので付き合ってくれと言うもの。
アークとはもういつ会えなくなってもおかしくない状態なので、キョウはカミナギに写真の撮影を頼む。せめて、存在した証に写真だけでも・・・という事なんでしょうね。
で、アークが舞浜に来た目的の一つは、犬を買う事。
もうすぐ消えてなくなる運命だと言うのに、何でまたと言う感じですが、クリスを一人にしない為という事でしょうか。
そんなクリスも、キョゥとカミナギに世話を焼く様な事したり、今更惜しい命ではないが、どう捨てるかが問題だと言ったり、着実に死亡フラグが立っていますね。


そんな折、哨戒中のガルダがバージェムを発見、積荷はデフテラ領域を発生させる機材と言う事で、新たなデフテラ領域の発生を阻止する為にも叩いておかなければならない。舞浜で休暇中のキョウやアークにも出動命令が下るが、出撃の際の転送で遂にアークは致命的なダメージを受けてしまう。
遂に、今日のその時がやってまいりました(某国営放送の番組ではない)。
視覚的には体の右半分が消失しかかっていて、もう手の施し様がありません。ここでクリスは、アーク一人を死なせはしないとパニッシュメントモードを起動。敵と共に自爆を計りますが・・・。

ここからの展開はちよっと文章で書いたら興ざめになりそうなので割愛します。が、とにかく泣けたとだけ言って置きましょう。まさに、愛です。前回の予告で一瞬映った、独りで佇むクリスの後姿、成る程、こういう理由があったんですね。前半これ見よがしに立てたクリスの死亡フラグはブラフだった様ですが、クリスにとってはより辛い道ですよねこれは・・・。


んで、今回アークが事実上死亡した訳ですが、逆に死亡しない奴らも登場しました。以前フレースベルグに撃破されたはずのアビスとジンです。彼らは保存データから復元できる為何度でも生き返るんだそうですが・・・データと言う事は、あれも幻体なんですかね。冒頭で培養槽から生まれる?シーンがあったので、一応実体はあるのかな。生まれてすぐ戦闘機械を操縦できると言う事は、記憶は別に保管されているとか?いずれにせよ、人間の幻体データは膨大で、何かとエラーが発生し易い上にバックアップも出来ない・・・なのに、アビスたちは保存データというバックアップがある。この差は何でしょうか。戦う為に必要な最低限のデータ量に絞り込んであるので、バックアップが取れるとかですかね。
自我らしき物がなさそうな感じで、殆ど本能で行動しているっぽいので、データとしては軽そう。
更にはシズノ先輩が口走った「復元者」という単語も気になるところ。

今回はテロップのみでEDは無し。シマ指令のツンデレぶりは伝わってきましたが、やっぱりイマイチこの人の底が見えないな。

ラベル:ゼーガペイン
posted by 黒猫 at 00:26| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
前半、ダブルデートの付き添いかとブー垂れていたカミナギは、完全にデレ期に突入しています。後半、キョウと心と体を合わせてアークの死を悼むカミナギ。もはやシズノ先輩が入り込む余地はありません。この辺りからシズノ先輩は少々黒い言動をするようになり、シズノ派としてはゾクゾクしてもう堪りませんw

アビスとシンは、文字通り「倒しても何度でも蘇る」やっかいな敵です。無限再生と肉体をもつ復元者と、複製ができず肉体のない幻体。有限の時間と肉体を持つ人間にとって、どちらが理想的でしょうか。

ラストシーン、カミナギの額に浮かぶアイコン!
「消されるなこの想い、忘れるな我が痛み」このテーマに沿って、物語は次第に切ない展開になってゆきます。
Posted by ショートカット萌えなんだ at 2007年07月10日 21:14
ショートカット萌えなんださんまいどっ!

確かにシズノ先輩はハブられてますねえ。死んだ恋人が生き返ったら、記憶無くしてて他の女の子とくっついて・・・なんて目の前でやられちゃうと、生き返った事を「無かった事」にしたくなります(笑)

アビス&シンは肉体があり、何度も生き返れる・・・というと何か素晴らしい事の様な気もしますけど、何か、ただ戦う為に作られた道具に過ぎないような気がします。
少なくともキョウのように能天気にはしゃいだり、急に沈んだりといった、感情の起伏があまり感じられませんね。

>物語は次第に切ない展開になってゆきます。

以前何処かのブログで中盤からがすごいという記事を読んだので楽しみにしております。
Posted by 黒猫 at 2007年07月11日 20:38
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