電脳コイル 第7話

「出動！コイル探偵局」

呪われた生き物


前回がハラケンの当番回だったので、今回はイサコ様が現人神として君臨なさる回。
半分嘘ですけど。


メガ婆に呼び出されたフミエとヤサコに、トメさんの電脳ペットであるハムスターのマンタを探せとの指令が下る。
トメさん曰く、マンタにはお宝の場所を記憶させていて、見つけ出してくれたら3割謝礼として払っても良いとの事。
ブツは光り物･･･と言うことで、キラバグかもしれない。
依頼を引き受けたフミエ達は、マンタを追って廃工場に向かうが、そこでは丁度イサコとその愉快な手下達が、新型の暗号式を使ったイリーガルの召還実験を行っていた。
当然それを知らずに工場内に踏み込んだヤサコ達によって暗号式に乱れが生じてしまい･･･。

イサコ様も、ヤサコの侵入という不測の事態には対処できなかった様で。と言うか、アレでも一応ダイチ達を信用していたんですね。他人を拒みながらも、どこか他人との交流を求めていると言うことでしょうか。逆にヤサコは他人を拒まない･･･つまりは表面的には付き合いが良くても、あくまで場の空気に合わせているだけで、実際には深い部分には立ち入らせないって事ですよね。
本当、対照的な2人だな。
ちなみに僕は、他人に合わせるのが苦手で、他人に合わされるのも苦手で、生きていく上で著しく損な性格です。
困ったもんだ。


で･･･今回一番のポイントととなる、イリーガルの存在に関するアレコレ。イサコはあれを狭間に生まれた呪われた生き物と言いました。子供の存在を喰って、乗っ取る様なことも言ってました。
後にそれは嘘だと言いましたが、パターン的には実はかなり真実に近い事なんじゃないでしょうか。
流石に無いだろうけど、ミチコさんに連れて行かれた子供のなれの果てとかだったら嫌だなあ。そういやイサコが召喚したイリーガルも、学校へ逃げ込もうとしてましたよね。偶然なのか、それとも･･･。


小説版読んで、この作品の陰には確実に黒い部分潜んでいると感じたので、どうにも気になって気になって。


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