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いつまで引っ張る気ですか?
11巻目という事で、そろそろ物語も大きく進展するかと期待していたんですが、またしても寸止めです。
才人とルイズのお互いの気持ちは、使い魔としての契約があるからなのか?それとも――という部分にスポットが当たってますけど、お前らいつまで同じ事でウジウジしてやがんだと。モグラかと。
ただ、今回は虚無の魔法によって才人の「使い魔に関する記憶」が消去されたので、多分この問題で悩むのはこれで最期でしょう。最後にしてください。
いや本当、生殺し展開ってのは辛いですから。なまじ面白いだけに。
もう一つ、全編通して漂っていたのが強烈なホームシック。
物語の展開上・・・と言うには生々しすぎるんですが、ヤマグチさんの身の上に何かあったのだろうかと心配になります。
才人の両親の話とか、いままで殆ど出てこなかった事ですし、実家に帰省したルイズが、自分の部屋で感傷的になるシーンとかもあって、読んでるこっちの心がチクチク痛みますよ。
で、多分大半の人が楽しみにしているであろう恋の鞘当てはですね、タバサが絡んで来ると思わせてみたり、姫様が戦線離脱したりと色々あったようですが
正直どうでもいいです
僕個人、恋に関してはおのろけの方が好きなので、フラグ立てとか、獲物を巡る争いとか、そういうのにはあまり興味がございません。真に結ばれてからが楽しいんですよ、恋ってのは。
なので、とっととデキさせて、フルタイム溶けて爛れる様なおのろけ展開希望。ちなみに才人の「胸が不自由な」発言はワロタ。
あれも広義ではのろけだよなあ。
・・・とまあ、ちょっと展開には不満の残る巻でしたが、キャラクターの人間関係を整理して、新章に向けて準備したと解釈も出来ます。とは言え、前巻もそういう展開だった事を考えると、中弛みと言った方が的確か。ヒネリの聴いた台詞や、お馬鹿な恋愛パートとシリアスな政治パートとの取り合わせなど、技術的な面で退屈させない様に仕上げられてますけど、何時までも小手先細工で引っ張られるのもナニなので、そろそろ本気で再起動願いたいものです。
サイトが一人で敵軍を倒した後から
急激に面白く無くなって新刊買わなくなりましたねぇ・・・
個人的にゼロの使い魔は、萌えより燃えだったので
一人で敵全軍相手した後の展開はショボーンな感じです。
ふむう、9巻以降はお気に召されませんか。
僕個人は9巻以降のルイズの、「やっやった」シーンが結構楽しみで読んでます。今回はそのやっちやったシーンも無かったので、微妙ちゃ微妙です。
まあ、ティファニアが登場した辺りから燃えなくなったのは確実ですね。
一番盛り上がったのはやっぱり零戦で飛び回っていた頃でしょうか。
本音を言うと、そろそろ虚無の面子を集めるなり、聖地に向かうなり、東方に向かうなり物語の方向性をはっきりさせて欲しいですね。
ここ何巻かは足踏み状態続きなので、ちょっと退屈気味な部分もあります。