寂しい思いを、させてしまったな――
新機能を搭載されたレイジングハートとバルディッシュ。
これを持って、局員により補足されたヴィータ達を捕らえに結界内部に転送されたなのはたち。
壮絶バトルの悪寒・・・!
と、思ったら。
スーパーで鍋物の具材を買うはやてとシャマルからスタートですってよ。
何か拍子抜け・・・。
ま、この辺りの方のすかし加減も、物語を通して見ると良いアクセントになっていたりするから侮れないアニメです。
作画はやっぱりヘタレて来てますが、一期に比べると「魅せる」という面では格段の進歩を果たしているA's。特に今回はその進歩が顕著に現れている回でもあります。
買い物シーンから一転、結界の外に佇むシグナムの姿。
捕獲結界を前にして、
「レヴァンティン、お前の主はここで退く様な騎士だったか?」
「ナイン」
「そうだレヴァンティン、私達は今までもずっとそうしてきた!」
このやり取り格好良いですね。何度聞いてもシグナム姐さんに惚れ惚れです。そう、結界内部に殴り込みをかけてしまおうと言う、かなり無茶をやるつもりですよ姐さんは。
そしてなのは達のデバイスに装備された新機能ご開帳。それはカートリッジシステムを搭載し、ベルカの騎士達の武器と同一の機能を持たせたと言うもの。しかも3段階のパワーアップが可能だとか。
ベルカ騎士のと比べると、箱型弾倉やシリンダーが装備され、カートリッジの装填数増加に加え、装填速度が速くなっていそうな雰囲気。
ベルカ騎士のは一個ずつ手動で装填ですからね。
で、いざバトル。バトル回は面白いんだけど、正直感想は書きにくい。変に文章にしても読みづらい上に緊迫感は伝わりませんからね。
見所としてはパワーアップしたデバイスの威力かな。
アクセルシューターとか、レイフォースのロックオンレーザー並に飛び出すようになったし、なのは自身もパワーアップしていて、大量のレーザーでヴィータを追尾しつつ、反撃のシュワルベフリーゲンを迎撃、というニュータイプ並みの芸当やってのけてるし。
第一話で盾を突き破られたラケーテンフォームも軽く防御できるようになってるし、何かガンダムの2クール目終盤で新型ガンダムに乗り換えた直後みたいだな(笑)。
フェイトも当然パワーアップしてますが、こっちは地味な接近戦中心なのでヴィジュアル面でのパワーアップ感は希薄。
押され気味の騎士たち、シャマルも助太刀に駆けつけるも結界を破るほどの力は無く、ただうろたえるのみ・・・って、もともとそういう位置付けのキャラだしね(笑)。そこを後ろからクロノに襲われ?てお縄・・・かと思いきや、そこに現れた仮面の男。クロノを格闘で吹き飛ばし、シャマルに闇の書の力で結界を破れと告げる。
こいつ、別に騎士の仲間でもなさそうだし、謎の第三勢力って所でしょうか。しかし最近仮面キャラ多いよな。流行なのか?
今回最後の方でのやり取りとか見ていると騎士とはやてって凄く良い関係なんですよね。で、騎士たちははやての為に闇の書の完成を急いでいる。しかし闇の書はクロノ達曰くは、純粋に破壊の力しか持っていない、との事。
何か噛み合わないんですが。
一体何を破壊するんでしょうか。謎は深まるばかり・・・。
ラベル:魔法少女リリカルなのはA's