大変な勘違いさロック、あたしらはとっくに歩く死人なんだぜ
ラスト前の結構重要な話だと思うんですが、何か作画が崩れていましたね。
人の崩れはそれでもまだ許容範囲ですが、銃の崩れがひどい。
比較的カットラスはマトモでしたが、トカレフとかAPSとか、何あれ状態。
一瞬トカレフがクーガーに見えたくらいひどい。
で、いよいよ本格的に攻勢に出たバラライカ達ですが、流石にあれはちょっと無茶だと思う。ミリタリー好きの方には軍隊流が闘争の流儀としては最強というイメージがあると思いますが、いかんせん軍隊流というのは荒っぽいので痕跡を残しまくります。AKの弾なんか日本にそうそうあるとは思えないのでロシア船による密輸という結論には一瞬で辿り着きますし、そこから怪しい外人がうろうろしている船を特定するなんて半日もかからない。
警察に嗅ぎ付けられれば、バラ姐的にはそれすらも蹴散らすかも知れませんが、エスカレートすれば結果として日本における組織の橋頭堡は危うくなる訳で、それはホテルモスクワの敗北に他ならない。
雪緒にとって最大の武器は何かというと、それは時間です。
あそこまで派手に暴れて痕跡を残しまくった以上警察がかぎつけるのは時間の問題であり、雪緒達は地下に潜伏してそれを待てば良い。
知恵を絞って罠にかける必要なんてなかった筈です。
まあ、それが出来ないのがあの世界に生きると言う事なのかも知れませんが。
で、最後で雪緒が手にした武器はAPS。銀さん曰く弾がでかくて機関銃のように撃ちまくれるとの事ですが・・・。
でかいっても、当事のロシアは拳銃なんてオマケ程度にしか考えてなかったので、威力はストッピングパワーに対する信頼度の低さが指摘されている9パラにも若干劣る代物ですし、マシンピストルなんてホースで水をまくようなもので、まず当たるもんじゃないんですが。
むしろ女の子なら小型で取り回し良くて、いざと言う時すぐに抜けるマカロフやPSMの方が絶対良いと思われます。
この辺も何か無理がありますね・・・。
とはいえロックとバラ姐の対決、あれは見ごたえありましたね。趣味だってアンタ・・・。あれはまさにバラ姐に対する踏み絵。おお、かっけーよロック。
ラベル:アニメ