乙女はお姉さまに恋してる 第10話

「二人のジュリエット」

素直じゃないわね

瑞穂たんの周りには素直じゃない御仁が犇いておられるようです。
いやほんと、他人にそんな事いうまりあも充分素直じゃない訳で。
瑞穂のお芝居見たくなくて逃げてしまうとですよ。貴子たんと競演というのがどうにも許せないって事でしょうか。貴子たんとは仲が良くないだけに、大好きな瑞穂たんが貴子と接近なんて悪夢なんでしょうきっと。
微妙な立場です。

講堂から抜け出していたものの、やっぱり瑞穂が気になって戻ってみれば、いきなり瑞穂と貴子たんのキスシーン。
貴子たんの台道具の釘に衣装がひっかかって破けてしまい、不意の出来事に声を上げそうになった貴子たんの口を塞ぐアドリブだったのですが、そんな事知る由もないまりあにとっては驚愕でしょう。
というか、よくドラマとかでもキスして口を塞ぐなんてシーンがありますが、実際やったら相手にとことん白い目で見られますのでお試しあれ。
凍てつく視線にゾクゾク出来ますよ。

で、貴子たんと接近してまりあがツンになったと思ったら、何か貴子たんも妙によそよそしくなりましたね。
残りもあと2話残すところとなりましたが、まりあと貴子たん、この二人との仲を壊さずにどう着地させるのか見ものです。
どっちかを選んでってのはあんまり考えられない様な・・・

以下貴子たんについて熱っぽく病的に語るので読み飛ばし推奨

　

なんだか貴子たん絶賛の嵐がここに来て渦巻いておりますが、僕には最近の貴子たんは不満です。貴子たんの魅力とは何か？
それは伏目がちに赤面してテンプレートどうりのセリフを吐くことなのか？

否！

断じて否である！

貴子たんの魅力とは、例えるなら電子装置に真空管を使わなきゃならない程度の技術力しか無いのに必死で頑張ってマッハ3で飛ぶ飛行機を作ってしまうような、最早武器が竹槍と布団爆雷しか残って無くてもあくまで戦意を喪失しない様な、そんなどこか危うい、それでも必死だなという姿ではないんでしょうか。孤高の人というその在り方ではなかったのでしょうか。
今の貴子たんはまるで進駐軍にチョコレートを貰っているような姿です。正直魅力半減しています。
ええ、きっとあのメガネの人もそう思っているんじゃないかと。

最終話までにはまたあのいつもの貴子たんに戻りますように・・・

Comments

なんにしても、「貴子さん」の人気はうなぎのぼりみたいですね！



「みずほちゃん」と「まりや」の距離を、みてしまうのが怖かったと、邪推してみましたが・・・いかがですか？

Posted by セトラ at 2006年12月14日 22:01

全日本貴子党党員としては喜ばしい事です。

>人気はうなぎのぼり

そうですねー。確かに瑞穂はいつもまりやと一緒にいたので、貴子たん的にはかなり気になる存在だと思います。まりや的にも近いと思っていた距離が実際はどの程度なのか知るのは怖いでしょうし・・・でもこの手の問題って正面突破しかないんですよねえ。玉砕しても3ヶ月程凹むだけだからなんて無責任な事言ってみます。

Posted by 黒猫 at 2006年12月15日 22:12