くじびきアンバランス 第10話

「さがしても、そこにはない。3点」


待機命令だ。

先週に引き続き拉致ネタ。
しかも今回は小雪が拉致されます。女子小学生拉致です。いきなりこれかよ。・・・まあ、拉致ったのは小雪小牧姉妹の兄で、10年前に姿を消して以来行方不明となっていた大輝なんですが。

いやしかしさすが兄弟とあってよく似ています。もみあげが。もみ子もびっくりですね。何でも10年前、彼らの父親が立教院生徒会によって殺された事への復讐目的で帰ってきたそうですが・・・ここ、ニュアンスの問題で、任務中に命を落としたとも言い換えることが出来ます。
よって、復讐も逆恨みと言い換えることが出来るわけです。
わけなんだけど・・・遺族にとっては恨みたくなる気持ちも判らなくはない。むしろ父の後を継いで生徒会に仕えている小牧の方が、どのような葛藤の末今の道を選んだのか気になります。
何の迷いも無くというのは考えられない。

しかしこの兄、復讐心は理解できなくも無いですが、幼い妹をほっぽって出奔した事や、帰ってくるなりいきなり妹を拉致して洗脳し、武器として使おうとする等、理解に苦しむ事があまりにも多い。家族の怨念を晴らすために家族を駒にするって矛盾してますよそれ。

で、それに立ち向かう千尋たち。今回は山田がデンドロビウム化して大輝が立て籠もるビル近辺で大空中戦ですよ。
ただし、山田が何と戦っていたのかは永遠の謎(笑)
結局洗脳小雪に一撃で落とされるのですが、小雪は本作最強キャラ疑惑の人なので仕方ないですか。
最後は千尋の気持ちが通じて洗脳が解け、またしても小雪パワー爆発で勝利となるんですが・・・やっぱり最強キャラだ。

それにしても最近忍たんの出番が無くて寂しいです。カムバック忍たん(笑)