2006年12月01日

ワイルダネス 5巻 伊藤明弘

ひでぇコーヒーだろ?

元祖ドンパチ漫画家にして、元祖不定期連載漫画家(笑)でもある伊藤明弘氏の新刊が出ました。
余談ですが今アニメになっている某ドンパチ漫画も、3巻辺りから銃撃シーンの描き方に伊藤氏の影響を受けて迫力は出たものの、休載が多いのまで影響受けてしまって、何とも痛し痒しです。

で、5巻。硝煙度数は低めになっていますが、登場人物それぞれの位置づけをより明確にする事で次巻に向けた下地作りに費やされている感じです。
ディーが私情に走ってとんでもない事になった件とか、組織と私の間で板ばさみにされてしまったレヴェルとか、今後の展開に大きく関わって来る要素がいくつも描かれていますので退屈はしません。
ただ、4巻ラストで対決に向けて大いに盛り上がった筈のスミスとの戦いに関しては完全に6巻以降へ持ち越しなのが残念。

所でゴールドスミスの工場近辺にて監視網を張っているガードマン達、その戦闘能力から何となく元軍人もしくは傭兵くずれと言う感じですね。
ハンドガンが全員シグマなのは支給品なのでせうか。構造上トリガーが異常に軽くて誤射の危険性と常に背中合わせ(被弾したローゼンマンが転倒した拍子に発射してしまう描写がありましたな)なグロックに比べて、トリガーストロークが大きいぶん安全性の高いシグマ、ガードマン向けな気がしなくも無いけど、微妙なチョイスではあります。



ワイルダネス(5)
ラベル:書評 コミック
posted by 黒猫 at 08:58| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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