コードギアス 反逆のルルーシュ 第8話

「黒の騎士団」

人々よ、我等を恐れ、求めるがよい

何か当初プロデューサーが考えていた路線の斜め上を突っ走り始めた感があるコードギアス。今回は日本解放戦線によるブリタニア側の民間人を人質にしたテロ行為に立ち向かうって話。

皇帝陛下の言い分を考えると、そもそも人質にされてしまう程度の弱者なんかに構う必要なしって事で、人質もろとも吹き飛ばすのがブリタニックスタイルだと思いますが、流石に人質の中にユーフェミアが混じっているとなるとそうも行きません。いやもし皇帝が陣頭指揮取っていたらそれすらもお構いなしなのは確実ですが。(しかしあれでよく内戦にまで発展しないなと不思議でなりませんが、それは別の話)

で、コーネリアが攻めあぐねているところに現れたゼロ、ユフィを救出すると言ってテロリストの立て籠もるホテルに潜入。
その際どこからとも無く新宿ゲットーにいた例のテロリスト達もこっそり潜入し破壊工作にいそしみます。
さいたまゲットーでの敗北で、自分にも手足のような部隊が必要と痛感したゼロは、何と彼らを自分の部下としていたのです。
随分安っぽい部下だなおい。

ちなみにゼロと新宿テロリストの皆さんは黒の騎士団というこっ恥ずかしい名前のアイドルグループを結成した模様。衣装も仮面も統一して、どうみてもバカの集団です。この紙一重感が最高。
彼らは正義の味方と称して、敵味方問わず弱者を傷つけるものに制裁をくわえるんだとか。確かに当初のルルの目的では、あくまで皇帝の掌の上で踊っているだけという感じでしたが、これなら皇帝の主張とは差別化が図れますね！すごいやルル！(棒読み)
……何と良質の電波でしょうか。放送開始当初は予想すらしなかった純粋電波。実に香ばしい薫りが漂っています。
このアニメ、ギャグとしては一級ですね。