いるべき所を間違えるのは良くないわ
何なんだこの地獄少女みたいなノリは。
今回とにかく行動原理がよくわからないバラ姐さん。
彼女たちが根っからの戦争狂なのは判るんですが、闇社会のイザコザをあそこまで派手に行う事で、組織にとっていったいどんな得があるというんでしょう。
あそこまで派手に暴れたらコラテラルダメージだって無視できないレベルのものになり、当時はいざ知らず、現代ならテロリスト認定受けてそれこそ殲滅戦にまで発展しかねない荒っぽさです。
アニメ的にはけれん味があって素晴らしいのですが、彼女の行動は場合によっては組織自体を危機に陥れかねないものの気がしますが、まあロシアと言う国自体一種のマフィアみたいなものですからね。
ホテルモスクワは実は国営で、何しても後ろ盾が握りつぶしてくれるとか…？
何かの巨大な力がバックにないとあそこまでフリーハンドで暴れたら、まずは普通組織内で始末されると思います。
そんな無体なお方を組同士のいざこざに介入させてしまった坂東は後悔の嵐です。
何せ巻き添えなんか一切気にしない連中ですから、当然仁義なんか糞ほどにも思っておりません。
もし坂東が協定の解消を申し出るなら坂東たちも潰すというバーサーカーぶり大爆発。
そんな中坂東はバラ姐を倒そうと決意します。
当然相手は殺しのプロ、ドスなんかで仕留められる相手ではないし、まして襲い掛かる前にわざわざ殺る気マンマンぶりを宣言している時点で、坂東は返り討ちにあうことは判っていたのでしょう。
よしんば討ち取れたとしても生きて帰れる見込みはゼロ。
それでも、少なくとも彼は仁義は通したって事でしょうか。あえて拳銃ではなくドスを持ち出したのも彼なりの美学なのか…。
結果、坂東はたぶん殉難者になれたのだと思いますが、当然バラ姐達との戦争も勃発。個人の美学が地獄の扉を開けてしまった訳です。
バラ姐さんと手を組もうとした時点でもう半分開いていたのは間違いないですけど。
運命は雪緒達も容赦なく巻き込んで最悪の方向へ…
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ラベル：アニメ
