俺から逃げ切れると思うのか?
訳がわからんながら、わからんなりに楽しめてしまった第10話。
派手なチャンバラこそありませんがテンションの高い展開であっという間の25分でした。
あ、一応Wikipediaである程度人物の背景なんかは勉強しましたよ。
ミミコの前にいる黄、その正体は予想通りカーサです。でも怖い人かと思ったら、意外とおちゃめな方でした。もちろん腹に秘めた目的は真っ黒ぽいですけども。
あの大量の血液パックはすべて九龍血族の血で、特区に九龍血族を増殖させる為に用意されたものだったようです。駆けつけたゼルマンが倉庫内の血液パックを焼き尽くしたものの、既に特区内にある程度出回っており、病院などで九龍血族大発生。しかも血液はブレンドされていて九龍血族への転化は時間差をおいて発生する様仕組まれているという念の入り様。
カーサたちの目論見って特区の九龍化でしょうか。噂の11地区に眠るとされる存在も含めて、聖戦の再現の様な気がします。何のために再現するのかはよく分かりませんが。
で、前回はケインの大暴れぶりが印象的でしたが、今回はゼルマンさんですよ。
「楽勝だ」なんて言ってましたが、やっぱりすごいですこの人は。吸血鬼の癖に炎を操るというのもナニですが、姿勢一つ変える事無く睨むだけで何でも燃やしてしまうという能力はビジュアル的にも充分カコイイ。
もっとも、この人も何を考えているのかイマイチよく分からん存在ですけども。
あとカンパニーの会長がいきなりヤクザっぽくなったりとか、特区にはカーサ一味より濃い人材が揃っていますね。
まあ、なんだかんだ言っても物語自体はいい感じに収束してきたと思います。
とりあえず原作未読組は冒頭の回想シーンの存在は無視した方が良いと言うのも今更ですが気が付きました。あれを含めて考えようとするから知識が無いとチンプンカンプンになっちゃうんだなあ…。

ドラゴン☆オールスターズF どらぱれ BOX
ラベル:アニメ