ゼロの使い魔 第12話

「ゼロの秘宝」


ぱんつ！
キタキタキタキタ随分長期戦略な仕込みネタでしたね！
それはそれとして。

アルビオンでの冒険を終えて才人の事がかなり気になるようになったルイズの可愛いことったらこの上ありません。今まで平気で服を着替えていたのに、才人が部屋に入ってくると急いで隠れたりとか、そういえばハルヒにもそんなネタがあった気がしますが、着替えが恥かしくなるのはツンデレの仕様なんですね。
そのタイミングで仕込みネタのぱんつが脱げてしまう訳です。

また喧嘩が始まり、出て行けというルイズの台詞にああ出て行くさと本当に出て行ってしまう才人。自作五右衛門風呂の所で一人で怒っていると、シエスタが現れます。休暇をもらって故郷のタルブ村へ帰省する所だそうですが、村娘服のシエスタいいですね。個人的には冥土服より良いです(笑)

以前シエスタに聞いたひいじいさんが異世界から来たという話を思い出した才人は、その件について尋ねてみると、村にひいじいさんが乗って来たという乗り物があると教えられます。
もしかしたら現代に帰れるヒントがあるかも知れないと思った才人はシエスタと一緒に村を目指す事になりますが、それを物陰で聴いていたキュルケ達、別ルートでタルブの村に竜のなんとかという秘宝があるという情報を入手していたコルベール先生、そして才人とシエスタが馬に相乗りで走って行く姿を見てしまったルイズもそれぞれの思惑で村を目指す事になります。

村はずれの洞窟を抜けた一行がそこで見たのは、秘宝＝竜の羽衣＝零戦でした。
昔、帝国海軍少尉だったシエスタのひいじいさん、本名佐々木武雄、が乗ってこちらの世界に来たというそれは固定化の魔法によりコンディションは良いままのようで、燃料さえあれば飛べる雰囲気。
しかもコルベール先生の話では、この竜は最初2匹現れたそうですが、うち一匹は日蝕の中に消えた・・・もしかすると日蝕に飛び込めば本来の世界に戻れるかもしれないという魅力的なものです。
肝心の燃料も以前コルベール先生が調合していた「竜の血」＝ガソリンで何とかなりそう。
実際にはオクタン価の問題があり、粗悪な燃料でも飛べる様に作られた陸軍機と違い、比較的品質の高い燃料を必要とする海軍機は変な燃料入れたら著しく性能低下や不具合を起こすそうですが、なあに松根油(しょぅこんゆ:松の根から抽出した脂を精製して作るガソリンの代用品。大戦末期原油不足に陥った日本で苦し紛れに作られていた。現在注目されているバイオ燃料の元祖)だと思えばこんな程度。

一方、時を同じくしてアルビオンを手中に収めたレコン・キスタは遂にトリステインに向けて軍を動かし始めたのでした。
しかし一応ラスボス？のクロムウェル影薄いなあ。


原作3巻の2/3を一気に駆け抜けた11話でしたが、既に3巻前半部のエピソードは今までの放送の中で消化している部分もあったので、それ程慌しい感じはしませんでした。むしろコルベール先生実は結構カコイイ人なんじゃね？なシーンとかがあって面白かった位です。
次回はいよいよ最終回、果たして才人は現代に帰ってしまうのでしょうか？



「ゼロの使い魔」キャラクターCD2　ギーシュ＆モンモランシー編