BLACK BLOOD BROTHERS 第1話

「黒き血の兄弟」




BLACK BLOOD BROTHERS 1



原作未読です。
第一話の感想ですが、うーん正直なところ構図が全く見えません。
とりあえず吸血鬼と人間が共存している世界と言う事、水面下では闘争が繰り広げられているっぽい事だけは何となくわかりました。

公式によると最初の香港での戦いと、中盤以降の船のシーンとは１０年の時間が空いているそうですがそのあたり劇中ではフォローが無いのでかなり戸惑います。
多分２話〜４話の辺りで整合を取ってく感じだとは思いますが。

ところでOPを見た瞬間「これは婦女子向けアニメなのか！」と思ってしまいました(笑)。多分そういう要素も無きにしろあらずでしょうか。
アクションシーンはちょっと映画「ブレイド」に似ているかな。日本刀で斬りまくりですし、斬られたら黒い塵になって四散してますし。


※※ここから先はマニアックな話なので、興味の無い方は読み飛ばし推奨です※※

気になる点は、舞台が現代なので現代の武器を敵味方共に使ってますが、その描写が全く問題外な事。序盤に出てきた戦車、何ですかあのアームストロング砲みたいな砲弾は。とても戦車の砲弾には見えません。砲身の近くに仲間いても平気でぶっ放してるし。
後半で登場したカンパニーの特殊部隊も然りです。
航行中の船にラペリング降下というのも相当アレですけど、あそこまでヘリが接近したら降下させる前に普通撃墜されます。隊員の銃はドラエモンの秘密道具並のデザインですし・・・。
一番酷いのは撤収時に、降下した連中が全員一瞬でヘリに乗り込んでいた事です。
どこでもドアが装備されているに違いありません。(笑)
怪物vs特殊部隊と言えば伊藤明弘氏の漫画「ジオブリーダーズ」がありますが、描写のクオリティにおいては比較するのも失礼な格差を感じずにおれません。


・・・とまあ、細かい部分のクオリティに関しては色々言いたい事はありますが、物語のテンポ自体は悪くないので多分次回も観ると思います。はい。