2011年04月28日

ナイトランナー―ボディーガード工藤兵悟 今野敏 感想

ナイトランナー―ボディーガード工藤兵悟〈1〉 (ハルキ文庫)
今野 敏
4758433593


元傭兵として世界の戦場で戦ってきて現在はボディーガード稼業を営む男と、アメリカに拠点を置く急進的な環境保護団体の元メンバーの女性とが繰り広げる必死の逃亡劇。
逃亡というと山中に身を隠したりするのが定番なんだけど、この作品は全編通して首都圏の都市部のみで逃亡劇を展開させているのが新鮮だった。
都市は深い山の中に匹敵するほど身を隠す場所が多いという視点はなかったなー。

敵はCIAで、しかも北朝鮮を焚き付けて核戦争を誘発させるなんて陰謀は些か大風呂敷に過ぎるが、そうしたハッタリに対して逃亡劇そのものや格闘シーンなどはいつもの今野先生らしい緻密さが感じられて、安心して読める。
クライマックスでのひっくり返しも含めてなかなかよく出来た作品だった。
個人的には黒崎氏の過去を知りたい。


posted by 黒猫 at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ハードボイルド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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