2011年03月12日

不死身のフジミさん―殺神鬼勧請 感想 諸口正巳

不死身のフジミさん―殺神鬼勧請 (C・NOVELSファンタジア)
諸口 正巳 タカハシ
4125010145



おやじ臭いキャスティングは結構好きだ。
特にフジミさんのヘタレた中年という感じは悲哀が漂っていて良い。
とある理由で短命な家系なのも、とある理由で妻を亡くして以来ずっと孤独に生きてるのも切なさ満点で良い。
それはいいんですけど、前半の展開がワンパターンすぎるのが辛い。
グロイ事自体は悪い事でもないし、ホラーっぽさもよく出てて、もう少し展開に変化があれば一気に面白くなると思うんですがねー。
擬音に凝ったりする力をストーリーの方に費やして欲しかった。

あと、微かに宇宙的恐怖系のキーワードが見えた気がするんだけど、城田さんが一番ソレっぽい。
もしかしてその系譜作品なのかな。



posted by 黒猫 at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ホラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がない ブログに表示されております。