2011年01月17日

インスマス年代記〈下〉感想


インスマス年代記〈下〉 (学研M文庫)
スティーヴァン ジョーンズ
4059000795



上巻は未入手。

これはある意味クトゥルー好きに対する挑戦状とも言えそう。
原点の雰囲気に比較的近い古式ゆかしいインスマスから、IT企業の本社ビルが屹立するインスマスまで、様々なインスマスが読める短篇集。
比較的近年の作品を集めているので、時代背景も現代のものばかりで、時代性をうまく物語に反映させている作品が目立つ。特にルーマニア革命直後の混乱期をクトゥルー神話に擬えた異色作や、深きものども達がインターネットやゲームを使って洗脳/侵略を目論むディープ・ネットの話が実に興味深かった。
こうして時代性を大胆に取り込む事で、今現在も地球の何処かで奉仕種族達が暗躍している事を感じさせてくれる。
クトゥルーは決して過去の物語などではない。



posted by 黒猫 at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ホラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/181178758
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。