2011年01月13日

プリンセス・ベルクチカ Proyekt-0 感想 富永浩史


475772487Xプリンセス・ベルクチカ Proyekt-0 (ファミ通文庫)
富永 浩史 吉田 音
エンターブレイン 2005-10-29

by G-Tools


旧ソ連地域の小国を舞台にした冒険小説風ライトノベル。
作者の人が仮想戦記畑でも活動されているだけあって、そっち方面のエッセンスが結構含まれていて読者を選びそうな予感がする。
主にソ連/ロシアのネタを扱うのが好きというのは、日本最強モノか極東のアーリア人気取りかの二大勢力が幅を効かせている日本の軍オタジャンルの中では貴重といえば貴重なんだけど、それとラノベは関係ない。

まあ、多少軍ネタが散りばめられてはいるものの、冒険小説風ラノベとしての出来は悪くないですけど、読後感としてはやや食い足りない。
国土奪還なんて壮大な前振りの割に、コンパクトにまとまり過ぎたという感じか。
特に終盤、ロシアの圧力で一気に物語が進んでしまうのはあっけなかった。



posted by 黒猫 at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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