2010年10月15日

任侠学園 感想 今野敏

任侠学園
今野 敏
4408535109



近年よく耳にする教育再生を一風変わった視点で描いた快作。
展開そのものは奇抜さはなく、悪く言えば先が見える部分もあるんですけど、しかし作品のテーマを考えれば変にひねった内容にする必要もないと思う。
とにかく登場人物がいきいきしていて、それだけでも気持ちがいいですね。今野先生の作品で見せパンがどうのこうのなんて会話が読めるとは思ってなかったw
なにぶん自分自身主人公日村に近い世代なので、昨今の激甘教育に関してはこれで本当にいいの?と思うところも多く、かなりの部分で共感しながら読めた。
なお、なにやら前作があるらしいので、そちらも読んでみたい。




posted by 黒猫 at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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