2009年09月22日

ダナーク魔法村はしあわせ日和―都から来た警察署長 感想 響野夏菜

ダナーク魔法村はしあわせ日和―都から来た警察署長 (コバルト文庫)
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ドが付く田舎、ダナーク村の警察署に所長として赴任する事となった首都警察の捜査官イズーと、一癖も二癖もある村人達とのハートフル・コメディ・・・ なのかどうかはよくわからん。
田舎を舞台にした作品にありがちなゆるゆるとした癒し路線と言う訳でもなく、かと言って都会と田舎のギャップに慄くだけの作品でもなく。
正直ジャンル別けはちょっと難しいです。ですが、一つ確実に言える事は"この作品は文句なしに面白い"。


作品の面白さの一因として、素直な展開というのが大きいと感じます。
最近は何かとトリッキーだったりパロディが盛り込まれていたりする作品が沢山ありますが、この作品の場合はひたすら直球。と言っても展開が平板という意味ではなく、無理に捻ったりウケを狙ったりしていないと言うか。
だからライトノベルというよりはジュブナイルに近いかも知れません。
1巻はダナーク村とそこの住人たち、そしてイズーがダナーク村に赴任する切欠となった事件の説明がメインだったので、まだまだイズーと村の突撃魔女ビーの関係とかは進展も何もあったものじゃないですが、それについては2巻以降に期待したい。

また、舞台となるダナーク村そのものが持つ魅力もなかなかのものです。
のどかで平和でそれなりに活気もあって、余所者に好奇の目を向けたり村独自のローカルルールがあったもりするけど基本的には牧歌的な世界。殺伐とした要素もほとんどありません(皆無という訳ではないが)し、いいなあこういうの。
あとはこうした設定を、続巻でどう膨らませていったのかが気になるところです。



posted by 黒猫 at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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