2009年01月21日

フルメタル・パニック! 戦うボーイ・ミーツ・ガール 感想 賀東招二

戦うボーイ・ミーツ・ガール―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
賀東 招二
4829128399



ロボットアニメ好きとしてはいつか読んでおこうと思いつつ、何故か今まで手が出なかったフルメタです。
館尾先生の漫画版は読みましたけどね。

設定等に関しては今更書く必要も無いですかね。
世界の安定を維持する為に組織された私設軍隊ミスリルに所属する少年兵士相良宗助と、ウィスパードと呼ばれる特殊な能力を持つ為にテロリストに狙われる少女千鳥かなめのSFロボットバトルラブコメディー。
見所は戦争しか知らないで育ったために娑婆の空気に馴染みきれない宗助の勘違いぶりと、アームスレイブと呼ばれる人型ロボットによるバトルでしょうか。


別にラブコメに対して含む所がある訳ではありませんし毛嫌いしている訳でもありませんが、僕個人が一番注目してしまうのはやっぱりロボット。ガンダムとか好きなもので。
何より、かなめ可愛いよかなめとかそういう萌え&ラブ方面からのアプローチをやっている人は既に沢山いそうなので、敢えて此処で同じ事をやる必要性を感じないというのが大きいですけど。

この作品はウィスパードと呼ばれる能力者によってもたらされた未知の技術体系によって、1990年代でありながら人型ロボットが実用化されています。
なので作品の雰囲気はガンダムほど未来ではなく、アニメで言うと「ガサラキ」辺りが一番近い雰囲気ではないかと思われます。作中の描写から推測する感じではロボットのサイズもMSとタクティカルアーマーとの中間位でしょうか。
媒体がライトノベルと言う事もあってあまりSF的な解説は成されておらず、ASの設計や運用に関する諸々はけっこうあやふやですが、その辺に関してもロボットアニメの系譜の一つだと思って読めば特に問題は無いでしょう。


1巻ではいきなり北朝鮮を舞台にしたりしてそれはそれで刺激的な展開が繰り広げられますが、1巻発売当時と言うと北朝鮮の食糧難問題やテポドン発射実験が大いに話題なった時期でもありますので、ライトノベルには珍しく時事ネタを盛り込んだ内容である事に気付かされます。
更に今後の展開にも繋がってくるかも知れませんが冷戦が継続中というのも面白い。
実際にはミスリルのような組織は現在のような非対称戦争が多発する時代にこそ存在意義があるような気がしなくも無いですが、折角ソ連が健在な世界を創造したんですから赤い嵐が吹き荒れる展開にも幾許かは期待したくなるのが人情。
設定がただの飾り物に終わらない事を祈ります。








posted by 黒猫 at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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